kizukiに込めた思いは
“気づき、そして築き”
自分の身体は、自分で気づき整えていく
=セルフコンディショニングの考え方が
とても大事なんです。
30,000人以上の方々を施術してきて分かったのは
整体だけではなく、運動を組み合わせて“予防”していくことの大切さ
ここ茅ヶ崎にはスポーツ愛好家の方が多く、サーフィンやゴルフ、バドミントンなど皆さん元気に楽しんでいます。
ただ、スポーツ中に腰や肩に痛みが出て、それを誤魔化しながら動いている人も多く、病院や接骨院は痛みや急性期の症状の改善する場所で、痛めた根本原因となる正しい動きや姿勢の改善が出来ていないために“慢性的な不調”として抱えている方が多くいらっしゃいます。
そのような“慢性的な不調”に悩まされている方々が人づてにkizukiを知って相談にいらっしゃいます。年齢的には50代から60歳前後の方が中心です。
治療家としてこれまで約30,000人以上の方々の身体を診てきて分かったことは、施術(整体)をしても原因になる悪い動き、姿勢をしているとまたぶり返してしまう。そこで運動を組み合わせて“予防”をしていくということが大切だということです。
kizukiではまず痛み・不調の原因をしっかり見極めて、整体での治療と「ホグレル」というストレッチマシンでの運動を組み合わせて改善と予防を継続的にやっていきます。
整体で筋肉や歪みを整えると身体の動きが良くなります。正しい姿勢で歩けたり、他の運動動作も施術直後はかなり良くなります。
その動きやすい身体をつくったところでストレッチマシン(ホグレル)で良い動き方を習得するんです。痛める原因になる悪い姿勢での運動を矯正することで肩こりや腰痛、慢性疲労が軽減され、楽に身体を動かすことができるようになります。
この整体とストレッチマシンを一緒に行える施設は他ではなかなかないと思います。
kizukiの誕生―
会員さんに背中を押してもらい
助けられてきた
もともとは大手整体サロンで整体師としてキャリアをスタートしました。その後、今のスタイルのもとになるストレッチマシンと整体を取り入れたジムで施術者兼トレーナーの経験を経て、2018年6月にkizukiをオープンしました。
開業は本当に突然でして、いつかは自分でやりたいと思ってはいましたが、もう少し先かなと思っていたところ前職のジムが急遽閉鎖されることになり、自分を必要としてくれている会員さんたちもいましたし「今がその時かな」と。会員さんたちにも背中を押してもらって、半ば勢いで始めた感じでした。
場所もこの茅ヶ崎が好きだし、やるならここしかないなと。
スタートから1年くらいは不安でしたけど、先の会員さんたちがお客様を連れてきてくれて、私の挑戦をあたたかく見守って応援してあげようみたいな雰囲気もあり(笑)、実際に効果を感じてくださったこともあって徐々に会員さんが増えていきました。
今振り返っても本当に助けられましたね。会員さんたちに救われて今日までやってきた感じです。
オープン当時の会員さんたちは今でもほぼ皆さん通っていただいています。
kizukiの名に込めた思い
「kizuki」という名前は2つの意味があって、“気づき”ともう一つ“築き”から来ています。
kizukiのコンセプトって「自分の身体を自分でコンディショニングする、セルフケアをする」なんですよ。
他人任せではなく、自分の身体は自分で気づいて整えていく=セルフコンディショニングの考え方がとても大事で、そうでないと身体って本当に良くはならないと思っていて、例えば、腰が痛いその原因は腰まわりが硬いからかもしれない。ではそこをマシンで動かすのか整体でほぐしたらいいのか、気づいて考えてセルフコンディショニングをして日々自分の身体を築き上げて行くんです。
そこを一緒になって考えて、必要があれば施術して、運動メニューを作ったり自宅でのセルフケアのアドバイスをしたりしてサポートしていくのが私たちの役目だと思っています。
大切にしているのは、頼って来てくれた方の
気持ちを汲み取ること
いつも心がけているのは、頼って来てくれた方の「気持ちを汲み取ること」です。
「すごく肩が痛い」と同じことを 10人の方が言っても程度や症状はそれぞれ違うんですよ。そこの微妙なニュアンス、辛さの感覚を敏感に汲み取ってあげたいんです。
そのうえで、この人がどのくらい(運動など)頑張れるか、生活習慣をどれだけ改善できるか、意識変化のための環境づくりであったり相応しいメニューづくりであったり、頑張ろうとしている人がどうしたら頑張れるか、私たちはそのために何ができるかを一番大切にしています。
もうひとつは「あきらめない」です。
先ほど慢性的な不調という話をしましたが、病院や接骨院で治療を行って正しい動きとか姿勢が出来てない為に慢性的な不調に悩まされている事が多く、「加齢ですね」と言われてその不調や辛さは改善できないんだとあきらめてしまったり、どこに相談すればよいか迷子になってしまっている人が多いです。
本当はそうじゃなくて、運動や整体で変わる可能性があるんだよ!ずっと動けて好きなことを続けられるんだよ!ということを伝えたいんです。だから、どんなときも良くなる術を一緒に考えて、良くすることをあきらめない。患者さんが良くなろうとすることもあきらめない。それがモットーです。
kizukiをつくって良かった
ジム内はいつもわいわい賑やかですね。会員さん同士が仲が良くてとてもアットホームな雰囲気です。
普通のジムと違って会員さんと私たちスタッフの距離が近くて、何でも気軽に相談してくれます。
先ほどのセルフコンディショニングの話を聞くと大変そう、難しそうと思ってしまうかもしれないのですが、私自身、運動を継続することって難しいと思っていて、ランニングとかジム通いって継続するのが本当大変だなと思っているんです。だからそこのハードルはできるだけ下げてあげたいなと思っています。 他のジムみたいに頑張って筋力トレーニングするとかいう感じではなく、気持ちの良いマシンで気軽に身体をほぐしにくる感覚。調子が悪いのをここに来て整体などで楽になってもらう。
もっと言うと、ストレスが溜まっていたら愚痴を聞いてあげたり、色んな意味での「楽になれる場所」になれたらと。
人によってはほとんど世間話をして帰って行く人もいます。kizukiをつくって良かったと思うのは、そうした居心地の良さみたいな、もちろん身体を良くするために通っているのですが、それ以上に会員さんそれぞれにとっての居場所というかコミュニティができたことですね。中には家よりくつろげるなんて言う人もいて(笑)
「ここがないと困る」と言ってくださる方もたくさんいるので、本当つくって良かったなと。
kizukiはひとつの集大成
ここからさらなる可能性を広げていきたい
kizukiは私がこれまでに学んできたことや経験してきたことのひとつの集大成です。
これまでも多くの方の不調が改善されたり、できなかったことができるようになるのを見てきました。「日常生活が本当に楽になった」とか「山登りにまた行けるようになった」などの声を聞くのは嬉しくまたやりがいを感じるときです。
昨年、鍼治療を始めました。治療の幅や良くなる可能性をもっと広げるためです。ゆくゆくは地域の健康を支える場所として、整骨院という形で保険診療ができるようにしたり、トレーニングツールを増やしたり身体を良くするためにあらゆることができる施設にしていきたと考えています。
身体の不調を抱えて悩んでいる方、どこに行ってもダメだった方はこんなもんかとあきらめず、是非一度足を運んでいただきたいです。
何かしら伝えられるところはあると思います。